3年「生物」:高大連携プログラム「遺伝子組換えのしくみとその応用」
2025年9月26日更新
9月22日(月曜日)と9月25日(木曜日)、3年生の生物選択者14名がお茶の水女子大学理学部1号館で近藤るみ先生による実験実習を受講しました。
教科書で勉強した遺伝子組換えのしくみを、実際に実験する内容でした。1日目は大腸菌に遺伝子を導入し、培地の組成を変えたプレートに大腸菌を撒く作業を行いました。グループごとに、導入DNA(プラスミド)の量を変える条件と、導入方法であるヒートショックの時間を変える条件で実験を行いました。2日目は各培地の大腸菌のコロニー数を確認し、さらにGFPが取り込まれているかどうかを、UVランプを用いて確認しました。結果をグラフにまとめ、各班で考察発表を行いました。培地の組成が異なるとなぜ大腸菌の生育状況に変化があるのか、条件を変えたことでどのようなことが言えるのかを自分たちなりに相談しながら結論を導いていました。バイオテクノロジーに実際に触れる良い機会になりました。