さくらサイエンス・ハイスクールプログラムで海外の高校生48名が来校
2024年10月24日更新
10月23日(水曜日)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催するさくらサイエンス・ハイスクールプログラムが本校で実施されました。これは、海外の優秀な高校生が日本の大学やSSH指定校などを訪れ、科学技術分野での交流を行うプログラムで、アルゼンチン・バングラディシュ・ラオス・マレーシア・パプアニューギニアからの高校生48名、引率教員11名が来校しました。
大学講堂で開催されたオープニングセレモニーでは、代表生徒挨拶に続いて本校からの筝曲部、合唱部、ダンス部(ソーラン節)のパフォーマンス、そして参加各国の生徒らによる歌や踊りのパフォーマンスで盛り上がりました。その後、海外からの高校生は1~3年の各クラスに入り、数学や化学、生物、英語などの授業を体験しました。その後、クラスで生徒と昼食を食べた後、ゲームや日本文化紹介、クイズ大会、紙飛行機の飛行距離比べなど、趣向を凝らした企画に、楽しいひと時を過ごしました。午後は東京大学大学院情報理工学系研究科の竹内昌治先生による、機械工学と生物学を結び付けるBiohybrid Roboticsに関する英語の講演が行われました。講演後の質疑・応答では、海外の高校生からも多くの質問がでて、竹内先生はそのひとつひとつに丁寧にご回答くださいました。
閉会式では海外からの高校生および本校生徒の代表者が、充実した交流の時間を過ごせたことへの感謝の気持ちを述べ、交流から得た学びを将来に活かしていくことを誓い合いました。短い時間ではありましたが、世界各国の高校生と直接交流することができ、異なる文化を持つ人々との交流から得る楽しさや学びを実感することができた1日となりました。