SSHプログラムと連携した1年諏訪合宿を実施
2024年5月13日更新
5月8日(水曜日)から5月10日(金曜日)に、1年生の学年合宿を諏訪にて実施しました。学年の親睦を深めるとともに、諏訪の産業・自然・歴史について学習するという目的のもと、下記の行程に参加しました。SSHプログラムに関連する内容を多く取り入れ、生徒たちが体験的に科学的な視点を養う機会となりました。合宿前には、課題研究や地理、家庭科、学年オリエンテーションにて事前学習が行われました。さらに、事後学習として、6月6日(木曜日)に本校にて、東京大学名誉教授で建築史研究の第一人者でいらっしゃると同時に、建築家として世界でご活躍の藤森照信先生による講演「自然を生かした建築の作り方」がロングホームルームの時間に行われ、学校行事とSSHプログラムの連携が図られました。
1日目
午後:諏訪大社上社前宮および藤森照信氏による建築群「神長官守矢史料館」・茶室「高過庵・低過庵・空飛ぶ泥舟」「公民館」、キッツバルブ工場、長寿寒天館(栄養学、自然、歴史、文化に関連させた学習)見学
夜:NPO法人「匠のまち しもすわあきないプロジェクト」講演
2日目
午前:八島湿原ハイキング(ネイチャーガイドと共に)
午後:諏訪大社下社春宮と秋宮見学後、周辺での班別フィールドワーク
夜:信州大学理学部附属湖沼高地教育研究センターの宮原裕一教授、笠原里恵助教による諏訪湖の水質調査、山鳥・水鳥に関する特別講義
3日目
朝:横谷渓谷散策(希望者)
午前:山田養蜂場、岡谷蚕糸博物館・宮坂製糸場見学、水門・下水処理場・伊東豊雄氏建築車窓見学、
原田泰治美術館見学
養蜂場では、生きた女王蜂や働き蜂の巣箱を見学して生物多様性について学ぶと共に、ミツロウのワークショップなどを行いました。原田泰治美術館前の諏訪湖湖畔では、課題研究の学習内容と関連させ、諏訪湖における水質調査のための水の採取も行いました。