高大連携特別教育プログラム:「課題研究入門」公開(第2回目)「音楽をみる~文化と情報工学を融合した学問の一事例~」
2024年6月21日更新
6月20日(木曜日)、高大連携特別教育プログラムである1年「課題研究入門」を中学生や保護者、教育関係者などに公開しました。本校はSSH指定校として、自校生徒の育成のみならず、科学教育のネットワーク拠点として地域の教育活動に貢献すべく努めており、その一環としてお茶の水女子大学の教員が講師を務める「課題研究入門」の一部を公開しています。
公開2回目となる今回は、2024年4月から新設された共創工学部文化情報工学科(理学部情報科学科を兼務)の伊藤貴之教授がご担当くださいました。
前半は、数々の「好きなコト」が結びついて現在に至ったこれまでのキャリアについてお話いただきました。後半は、本来聴くものである音楽を「みる」とは、というテーマに沿って、音楽を可視化する具体例を挙げて説明いただきました。
質疑応答では、進路の選択に関わることや、紹介されたクラシック音楽の楽譜をメロディの種類で色分けする「カラースコア」、音楽の嗜好パターンを点で表す「MusiCube」について多くの質問が挙がりました。先生は、そのひとつひとつに丁寧にお答えくださり、生徒にとって有意義な時間となりました。
参観した保護者からは、様々な質問が出たことで生徒たちが能動的に講義に関わっている姿勢が感じられたなどの感想が寄せられました。