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活動報告



高大連携特別教育プログラム:「課題研究入門」公開(第1回目)「非線形と線形の差は何だろうか」

2024年6月3日更新

5月30日(木曜日)、高大連携特別プログラムである「課題研究入門」を中学生や本校の保護者、教育関係者などに公開しました。本校はSSH指定校として、自校生徒の育成のみならず、科学教育のネットワーク拠点として地域の教育活動に貢献すべく努めており、その一環としてお茶の水女子大学の教員が講師を務める「課題研究入門」の一部を公開しています。

第1回目は理学部化学科の森義仁教授がご担当くださいました。前半は「小学校低学年の時に面白かった遊びや実験は?」というテーマでグループワークを行い、生徒たちからは、草相撲、あさがおの花で作る色水遊び、色水に塩で濃度をつけて層にする、レモンの汁であぶり出し、スズランテープと下敷きで静電気遊びなど、様々な事柄が挙がりました。実験は身近なことでやるからこそ面白い、高校生になった今からでも遅くはないので「面白い」を見つけ、先ず自分の手を動かすところから始めることが大切とお話いただきました。

後半は非線形と線形について、数多くの心筋細胞からできている心臓がポンプとしての役目を果たせる仕組みなどを例に、わかりやすくお話いただきました。

質疑応答では、課題研究の問いを立てる時に大切なことは何ですか?という生徒の質問に 「‘sense of wonder’ 面白い!を見つける感性を磨くことが大事」とのお答えをいただきました。

参観した保護者からは「理系な人材を増やすならば幼少期からの教育に理科的視点を増やしていくところから変える必要がある様な気が致しましたし、世の中がスーパーサイエンスハイスクールなど理系女性促進に繋げていきたいのも納得できます。私自身もそういう教育の環境に身を置いていたらまた違ったであろうと思いました。」などの感想が寄せられました。

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