台北市立第一女子高級中学（北一女）とのオンライン交流を実施
2022年7月20日更新
例年10月に台湾を訪問し、台北市立第一女子高級中学（北一女）にて同校の高校生と交流していますが、本年度は新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により訪問が中止となったため、5〜6月に同校生徒とオンラインで交流しました。
準備段階として、校内では以下のことを行いました。まず、5月9日（月）に13名の本校の参加者が顔合わせを行い、自己紹介やZoomの接続確認をしたあとに、各自が読んできた台湾についてのディスカッションを行いました。5月11日（水）には、英語事前学習会①にて、自己紹介や質問の練習を行い、台湾の生徒たちとスムーズに英語で会話ができるように準備をしました。5月31日（火）には、英語事前学習会②を行い、スムーズな会話となるためのrejoinders（返答）やfollow-up questions（関連質問）の使い方について学びました。後半では、プレゼンテーションの構成やパワーポイントスライドの作り方を学び、2回目のオンラインミーティングでの発表に備えました。
実際の交流として2回のオンラインミーティングを行いました。5月20日（金）に行われた第1回オンラインミーティングでは、両校の代表生徒による学校紹介の後、グループごとに自己紹介を行い、お互いの学校・生活・文化に関して質問をし合い、アイスブレイキングを行いました。また次回のディスカッションのテーマを決めるための話し合いも行いました。6月8日（水）の第2回オンラインミーティングでは、グループに分かれ、本校・北一女がそれぞれテーマ（食文化や学校生活、伝統行事など）に沿ったプレゼンを行い、その後内容に関して質問し合いながら交流・異文化理解を深めました。最後にはグループごとにディスカッションの結果を全体に発表し、まとめを行いました。
本校参加者からは、「相手の流暢な英語やプレゼンのスキルに圧倒されたが、良い刺激を受け、英語力の向上のモチベーションになった」、「台湾の文化や生活を知ることができ、国際交流というありがたい機会に参加できてよかった。これからはグローバルに活躍できることが求められるので生かしていきたい」などの声が聞かれ、生徒にとってさらなる異文化理解・英語力向上に向けて有意義な機会となったことがうかがえました。
この2回のオンラインミーティング後に、それぞれの学校から手紙や贈り物を送り合うなど、その後も交流が続いています。
