英語によるオンライン講義: The Universe - we are in this togetherを実施
2022年7月7日更新
7月6日（水曜日）、国立天文台TMTプロジェクトカリフォルニア事務所の林左絵子准教授による、英語による特別講義The Universe - we are in this togetherをオンラインで実施しました。
これは、Science Dialogue in Englishというシリーズ企画の第二弾で科学分野の第一線でグローバルに活躍されている研究者に、英語でご専門分野の研究を紹介いただくものです。
この日お話しくださった林先生は現在カリフォルニア在住で、国立天文台TMTプロジェクトカリフォルニア事務所にて大規模な天体望遠鏡の製作・メインテナンスに携わっていらっしゃいます。講義は全て英語で行われ、連携校であるSSH指定女子七校の埼玉県立熊谷女子高等学校、栃木県立宇都宮女子高等学校ともオンラインで繋がって、本校生徒19名を含む計45名が参加しました。
講義は、宇宙の天体の美しい動画から始まり、様々な天体の特性、宇宙に生命体が住んでいる確率に関するDrake Equationの詳細説明などがありました。生徒たちは物理の授業で学んだ公式を、天文学の先生から英語で説明いただいたことが新鮮だったようです。その後、それらの天体を観測するための天体望遠鏡に関して、その規模や精度、維持の難しさなど、林先生のご経験を交えた興味深いお話を聞くことが出来ました。講義後の質疑応答では、生徒からの様々な英語による質問に林先生が丁寧にお答えくださいました。生徒からは、「授業で習った内容も少し含まれていたので知っている内容を英語で理解する、という貴重な体験ができました。生の英語を聞くことは自分の英語力とも大きく関わってくる気がするので、満足感があります」「先生のメッセージが強く印象に残った! 画像や映像が多かったり、公式の説明が詳細まであってわかりやすかったです」「先生からのyour career, your choiceという言葉がすごく素敵な言葉だと思った」などの声が聞かれ、先生からのメッセージが心に響いたようでした。
