2年「課題研究I」（社会科学）特別授業：「グローバルな視点から教育格差を考える」

2022年6月8日更新

6月7日（火曜日）、2年「課題研究I」（社会科学）の授業に、お茶の水女子大学基幹研究院人間科学系浜野隆教授をお招きし、「グローバルな視点から教育格差を考える」と題した特別授業を行いました。

浜野教授は、教育格差の定義やデータを用いて課題を把握する方法に始まり、ご自身の途上国支援のご経験や先生自身のキャリアなどをお話しくださいました。教育はSDGsのゴールの1つに掲げられていますが、ゴール同士には両立が難しいものもあるというご指摘には、多くの生徒が目を開かされました。「教育格差というのは自分では選ぶことのできない家庭の経済力や地域性などによって生まれるものであって、教育を受ける本人はどうにもすることができない、とてもやるせない問題だなと改めて感じました」といった生徒の感想があり、問題の深刻さを受け止めることができました。