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活動報告



1年「生活の科学」:特別授業「科学技術で未来社会を切り拓く―人工クモ糸による素材革命」

2021年7月8日更新

7月7日(水曜日)、1年「生活の科学」(学校設定科目・家庭科)の授業に、Spiber株式会社創業者で取締役兼執行役の菅原潤一氏をお招きし、「科学技術で未来社会を切り拓く―人工クモ糸による素材革命」と題した特別授業を実施しました。昨年に引き続き、感染症対策のため、Spiber株式会社のある山形県鶴岡市よりオンラインで講義を行っていただきました。

Spiberは、石油原料を使わない次世代バイオ素材開発に取り組むベンチャー企業です。微生物にクモ糸のDNAを組み込むことに成功し、2007年の設立以来世界的に注目されてきました。菅原氏はアパレル業界の環境負荷の高い現状を変えるため、脱石油の次世代型繊維として人工クモ糸に注目して開発に取り組み、現在ではこの技術は実に多様な分野で実用化されています。Spiber鶴岡工場の様子や他企業との最新のコラボレーションなど、常に進化するSpiberの取り組みを、美しいグラフィックを多用したスライドと共にご説明いただきました。生徒は、家庭科で学んだばかりのタンパク質の仕組みとも関連する化学的な解説や、石油に依存しない社会のあり方について見聞を広げるとともに、社会に貢献する働き方についても考える機会を得ることができました。

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