2年「課題研究I」(社会科学)特別授業:「統計学の基本―分析・評価の方法―」
2021年5月26日更新
5月26日(水曜日)、2年「課題研究I」(社会科学)の授業に、お茶の水女子大学基幹研究院人間科学系永瀬伸子教授をお招きし、「統計学の基本―分析・評価の方法―」と題した特別授業を行いました。
永瀬教授は、白書やE-Statなどの活用や統計に幅広く公開されているデータの的確な検索の方法、アンケート調査の作成上の留意点などについてわかりやすく解説してくださいました。また、コロナ禍における社会情勢、家族の役割や意識の変化などのデータを例に、データ分析の基礎や留意点についてご指導いただきました。生徒は、研究テーマに設定した社会課題を明確にし、解決につなげるためには、統計の知識が不可欠であること、また、関連するデータの検索や収集だけでなく、分析には論理的思考が必要であることを理解しました。さらに、女性の働き方や自身のライフスタイルについて考える機会となり、幅広い学びを得ることができました。