2年「課題研究I」(社会科学)特別授業:「統計から社会を読み解く―分析・評価の方法―」
2020年7月30日更新
7月29日(水曜日)、2年課題研究I(社会科学)の授業に、お茶の水女子大学基幹研究院人間科学系永瀬伸子教授をお招きし、「統計から社会を読み解く―分析・評価の方法―」と題した特別授業を行いました。
永瀬教授は、幅広く公開されているデータの的確な検索の方法、貧困やジェンダーなどの社会課題の要因をデータから探る方法、国連機関や国が対策を行った効果を検証するためのデータの見方など様々な事例を提示しながら、データ分析の基礎についてわかりやすく解説してくださいました。生徒たちは、研究テーマに設定した社会課題を明確にし、解決につなげるためには、統計の知識が不可欠であること、また、既存のビッグデータの検索方法やデータ収集の留意点だけでなく、分析には論理的思考が必要であることなど、幅広い学びを得ることができました。