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活動報告



1年「課題研究基礎」特別講義:「高レベル放射性廃棄物の地層処分について」

2020年9月17日更新

8月31日(月曜日)、1年必修「課題研究基礎」の授業に原子力発電環境整備機構(NUMO)の井上寛子氏、門馬もも氏、森沙紀氏をお招きし、特別講義を実施しました。

日本のエネルギー資源の現状、原子力発電および高レベル放射性廃棄物発生のしくみ、地層処分の方法や地域の選定、各国の取り組みなど、幅広い内容を動画や実演を交えて丁寧に説明していただきました。講義の途中には、生徒一人ひとりにベントナイト粒子の固化実験を見せてくださり、地層処分技術の一端に触れることもできました。

地層処分の技術や処分場建設の現状に関する生徒の質問に、個人的な見解も含めてわかりやすくお答えくださいました。また、当日時間の関係で質問できなかった内容についても、後日丁寧な回答をいただき、より理解を深めることができました。

また、翌週9月7日(月曜日)には、各クラスで高レベル放射性廃棄物の地層処分について、誘致の賛成派・反対派に分かれてディベートを行いました。客観的な資料を使って物事を説明すること、そして社会課題について意見を決めていくことがいかに難しいか、「合意形成」について体験をしました。

このような技術には最先端の科学が利用されていること、課題解決に対して多面的な知識や考え方が重要であることを実感する時間となりました。

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