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活動報告



1年「課題研究基礎」 3学期「4分野別課題研究」

2020年2月18日更新

1年学校設定科目「課題研究基礎」では、3学期、4分野(化学、生物、物理・地学、数学・情報))に分かれて1・2学期に学んだことを活用した科学的探究活動を行いました。2月17日(月)には、各分野でプレゼンによる報告会を行いました。

4分野とテーマ・内容は以下のとおりです。


〇化学分野【滴定実験を用いた調査】 

身の回りの物質について興味関心のあるテーマを設定し、中和滴定や酸化還元滴定を用いた調査を行いました。研究テーマは、「水質汚染度(COD)」「染色剤の濃度と髪へのダメージ」「果実の酸度と味覚」「茶葉から抽出したカテキンの濃度と抽出条件」「胃薬成分中の塩基濃度」「赤ワイン中の酸化防止剤濃度」でした。


〇生物分野【光環境と光合成色素の関係】

野菜や果物、多肉植物や水草など、身近な植物が持つ色を題材にした課題研究に取り組みました。薄層クロマトグラフィーや分光光度計、糖度計を用いながら、植物が持つ光合成色素の種類や吸収スペクトルなどを調べたり、マイクロピペットを用いた精度の高い実験やそれに伴うデータ処理を行ったりしました。


〇物理・地学分野【クレーターを作って分析してみよう】

実際の環境を模した様々な条件下でクレーターを作成し、数値や観測から形成条件と形成の関係性を見出す実験を行いました。環境を実験スケールで模擬するための発想力、実験装置の組み立てや測定値を取得するための実験技能、測定値から関係性を見出す思考力などを駆使して取り組みました。


〇数学・情報分野【データを使って分析してみよう】

テーマを自分達で決め、仮説からデータの収集、データに基づいた主張や提案をPPDACサイクルに沿って行いました。

※PPDACとはProblem課題設定・Plan計画・Dataデータ収集・Analysis分析・Conclusion結論のこと。


生物分野:コケをすりつぶしている生徒の様子   数学・情報分野:プレゼン「CHOCOLATE  MARKETING」の様子

生物分野 数学情報分野

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