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活動報告



台湾研修報告

2019年10月20日更新

10月16日(水曜日)から10月19日(土曜日)に、台湾研修が実施され、2年生29名が参加しました。

初日は、順益台湾原住民族博物館や国立故宮博物院で台湾の文化や歴史を学びました。

2日目午前は、中正紀念堂と台北二二八紀念館を訪れ、初代総統・蒋介石の人物像や二二八事件について理解を深めました。高齢の台湾人ガイドによる日本語でのお話は、生徒に日台の歴史的な関係を思い起こさせたようでした。その後、台北市日本人会を訪問して総幹事である前田吉德氏のお話を伺いました。午後は、台湾大学を訪問し、日本文化研究センターの学生さん7名に本校生徒が取り組んできた探究の成果をプレゼンテーションし、それをふまえたディスカッションを行いました。その後、台湾大学構内を見学し、学生さんとの交流を深めました。

3日目には、台北市立第一女子高級中学(北一女)を訪問しました。午前は、台湾大学での討論を通して深めた探究課題について、北一女の生徒と英語でグループディスカッションを行い、その成果をポスターにまとめました。午後は、北一女の生徒ともに国立台湾博物館を見学した後、交流セレモニーを行い、互いに感謝の気持ちを伝えました。夕方からはそれぞれのホームステイ先に移動し、家族との交流を通して台湾の文化に直接触れることができました。

4日目には、北一女にて、二日間の学びを振り返り、その成果を発表する時間を持ちました。

短い期間でしたが、参加した生徒にとっては貴重な経験を積むことのできる充実した研修を行うことができました。1泊2日という短い時間ではありましたが、互いに英語で話し合いを進めるうちに、どんどん打ち解け、台湾人と日本人という区切りがなくなり、「高校生の友人」になっていくのを実感できたようです。

SGHが終了した本年度の台湾研修は、お茶の水女子大学の支援により実施されました。参加した生徒たちが、探究活動やこれからの様々な場面において、今回の経験を活かしていくことを期待しています。

台湾研修1 台湾研修2

台湾研修3 台湾研修4

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SGH報告(年別)