2018年度SGH成果発表会(兼 第23回公開教育研究会)
2019年3月22日更新
3月16日(土曜日)に2018年度SGH成果発表会(兼 第23回公開教育研究会)を開催しました。
まず、講堂にて「グローバル地理」、「持続可能な社会の探究I」の各講座、「持続可能な社会の探究II」の代表生徒による成果発表会を行いました。講堂での成果発表会には、保護者の方や附属中学生もお招きし、日頃の探究活動の成果を見ていただきました。中学生からは「自ら知ろうとし、考えることが大切だとわかった」「何度も仮説を立てたり調査したりしていて見習いたいと思った」などの感想が寄せられました。
午後は、1・2年生が「持続可能な社会の探究I」の「経済発展と環境」、「生命・医療・衛生」、「国際協力とジェンダー」、「国際関係と課題解決」、「情報技術と創造力」、「音楽のグローバル化」、「言語に依存しない情報発信」の7講座に分かれて、グループワークを行いました。次年度、探究学習に取り組む1年生は、1年間の探究学習の成果や直面した困難、それをどのように乗り越えたのかを語る2年生の言葉に熱心に耳を傾け、積極的に質問をし、探究学習へのモチベーションをあげていました。
これらの活動をご覧になった参加者の方からは「資料や発表の仕方はもっと磨いていけると思うが、テーマの選定、探究の過程は大学レベルだと感じた」「大学の先生や当事者など“本物”からヒントやアドバイスをもらっていることから、学校と実社会との境界を設定しないことの重要性を再認識した」「講座ごとに発表やガイダンスの方法が異なっていて、画一的ではない点に良さを感じた」等のお言葉をいただきました。
SGHとしての成果発表会は本年度で終わりになりますが、次年度以降も生徒の探究学習の成果を発信する場を設けたいと考えています。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。