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活動報告



2年「持続可能な社会の探究I」(生命・医療・衛生)東京大学医科学研究所 研究室訪問

2016年9月12日更新

2年「持続可能な社会の探究I」の「生命・医療・衛生」の講座で、東京大学医科学研究所の病態医療科学分野、
内丸 薫先生の研究室を訪問しました。訪問希望者を2グループに分け、7月6日(水曜日)・13日(水曜日)の両日にわたり見学を受け入れていただきました。
講義では、内丸先生のご専門のHTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス)について、分かりやすく説明いただきました。HTLV-1とは、日本でも母乳を介して100万人以上が感染しているウイルスですが、そのうちの5%の方だけが長い潜伏期間ののち、成人T細胞白血病などの難病を発病します。講義の後半では専門知識のみならず、感染検査の義務化のメリット・デメリットや、医師による感染告知の倫理など、ディスカッションを交えて生徒の意見や質問にも優しく耳を傾けて下さいました。
訪問の最後には内丸先生の研究室内も見学させていただきました。医学=臨床医学というイメージの強かった生徒にとって、研究を通じて患者を救う研究医学の現場に触れさせていただいたことは大変刺激的で、貴重な体験となりました。

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