- SGH報告
5月18日(月)グローバル総合「経済発展と環境」の授業では、アイ・シー・ネット株式会社の日暮良治氏をお招きして、グループワークを行いました。内容は、アジアでのごみ問題や、再生可能エネルギーの普及をテーマにした問題分析と解決策の検討です。
問題分析では、問題の全体像を確認するとともに、個々の問題を付箋を用いてグループ全体で列挙し「原因-結果」の因果関係で分析・整理しました。解決策の検討では、問題分析で議論したテーマについて実現すべき状態や取り組むべき手段を明らかにするために、「原因-結果」の関係を「手段-目的」関係へ変換し視覚的に表示させることで、問題把握を明確にしました。
環境問題などの社会における諸問題は、複雑でどうしても「見えない」部分があります。このように、問題を細分化し整理し「見える」ようにすること、また関係を転換することで、本当に問題解決になるのかを簡単に検討できることを学べ、生徒たちは新たな考え方や視点を得られて、有意義な時間になりました。
さらに、青年海外協力隊にも参加していた日暮氏の「当面の問題を解決するだけでは根本的な解決にはならない」という経験を基にした言葉を直接聞くことができ、グループワーク以上のものも得られたように感じます。
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5月13日(水)~5月15日(金)の2泊3日で1年生が学年合宿で諏訪を訪れました。
この合宿は、学年間の親睦を深めると共にSGHの1年必修科目「グローバル地理」のフィールドワークを行うことを目的としています。
事前学習である程度の知識をつけた生徒たちも、実際に地形図を片手に現地を訪れ、地元の方々のお話を聞くことで新たな発見がたくさんあり、実りの多い3日間となりました。
<生徒の声>
今はインターネットで何でも調べられる時代で、自分は何でも知っているような気になりがちだ。しかし、行ったからこそ分かることがあるということを実感した。この発見は私を大いに成長させたと思う。いつでもどこでも情報が手に入る時代に生まれたからこそ、実際に自分の目で見て知ること、考えることを大切にしたい。
また、生徒たちによる新聞投稿が地元新聞に掲載されました。
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こちらをご覧ください。
150525_長野日報1.pdf
150616_長野日報2.pdf
150629_長野日報3.pdf
150728_長野日報4.pdf
150806_長野日報5.pdf