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活動報告



グローバル総合「経済発展と環境」の生徒6名が、イオン1%クラブ主催「アジア・ユースリーダーズ」(8月15日~8月22日)に参加しました。日本からは本校生徒の他、都立西高校の生徒6名の計12名が参加し、ベトナム、中国、インドネシア、マレーシア、タイの高校生とともに中国・天津で集いました。
天津市の工場爆発事故の影響が懸念される中での参加となりましたが、ゴミ問題の現状を学ぶだけでなく、解決提案に向けたディスカッションやプレゼンテーションを通じて価値観の多様性を知るとともに、各国を代表する高校生たちのレベルの高さに刺激を受ける大変有意義な1週間になりました。
また、日本・中国・タイ・インドネシア・ベトナム・マレーシア6か国の混成チームで、本校生徒3名が、それぞれ1位班、2位班 、3位班として表彰されました。

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8月3日(月)~7日(金)に、SGH及び高大連携の取り組みの1つとして、お茶の水女子大学が実施する夏季英語学習・異文化体験プログラムに、本校1,2年生のべ80名が参加しました。英語力を強化するとともに、外国人留学生とも交流し、異文化に関する理解を深めることができました。

≪講座の紹介≫
【Regular Classes】
3テーマに分かれて大学生向けの高度な内容を扱い、英語での講義型授業及びディスカッションを行うプログラム。
テーマⅠ:現代日本の社会政策、教育、家族、発達に関するパースペクティブ
 講座名:「教育格差のメカニズム」
     「現代家族法の諸問題」
     「環境心理学から考える子どもの発達」
     「日本の母子保健の歴史と国際協力への応用」
     「心理的健康への社会文化的要因の影響」
     「これまでの講義を踏まえたディスカッション」
テーマⅡ:科学の中の時間と形
 講座名:「動物のボディプランにおける軸と対称性」
     「コンピュータが描く時間と形」
     「時間変化の形(非平衡系化学)」
     「生物の形とゲノム」
     「物理の時間の矢とエネルギー(宇宙物理学)」
     「ナノの世界:原子や分子の形と時間」
テーマⅢ:世界の中の日本、日本の中の世界、変容する国際リンケージ
 講座名:「国際的視点からみる家族法」
     「食文化を通してみる異文化交流」
     「グローバリゼーション時代における第二言語習得」
     「日本・中国の文化交流における近現代史」
     「中東・イスラム世界と日本」

【Open Seminar】
ワークショップや調理実習などを中心に主に異文化交流を目的としたプログラム。
Open Seminar 1(日本の多様な主食を知る)
   Not only rice!: Diversity in Japanese staple food
Open Seminar 2(日本語を楽しもう!)
   Enjoy Japanese language!
Open Seminar 3(日本のアニメの魅力)
   Charm of Japanese anime

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また、8月3日(月)のサマープログラムでは、グローバル総合「経済発展と環境」の生徒が、日本の食文化について英語で発表を行いました。留学生からは「一番好きな日本食は何か?」、「夏にはどんな日本食を食べるのか?」などの質問があり、海外研修に向けて有意義な異文化交流ができました。

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グローバル総合「経済発展と環境」の海外研修前特別授業として、7月13日(月)、14日(火)、16日(木)の放課後、外国人講師Vivienne Sano先生による英語特別レッスンを実施しました。
自己紹介、学校紹介から、海外研修時のディスカッションテーマである環境問題を想定した討論まで、限られた時間の中で、all Englishで密度の濃い学習を行いました。最初はなかなか発言できなかった生徒たちも、授業の最後にはレッスンで学んだ語彙やフレーズが詰まったノートを片手に、自分の考えを伝えるだけでなく、積極的に質問や反論をする姿勢を身につけることができ、海外研修に向け有意義な時間を過ごすことができました。

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7月13日(月)グローバル総合「経済発展と環境」の授業では、8月に予定されている海外研修先である中国とタイの日常会話レッスンを、中国人・タイ人留学生を招いて行いました。短い時間ではありましたが、挨拶や数字の数え方、食べ物の表現などの現地の言葉を学び、聞いたり話したりする練習を行うことができました。

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6月15日(月)グローバル総合「経済発展と環境」の授業に、北林牧先生をお招きし、「アジアにおける持続可能な農村社会の構築」というテーマで特別授業をしていただきました。
北林先生は、青年海外協力隊の活動でケニア国立公園のインフォメーションデザインなどを手掛け、その後アジアの農村社会の構築に関わっていらっしゃった方で、今回はそのご経験をもとに授業を行っていただきました。特に現在アジアではどのような農業が進められているのかなど、豊富な実体験をもとにしたお話をうかがうことができました。

【生徒の感想】
今回のお話を聞いて思ったことは「必ずしも途上国の人々にとって先進国の暮らしが最高の幸せ」というわけではないということです。これは日々私たちの社会でも議論されている「ものの豊かさが幸福なのか」という話にもつながると思います。
先生がおっしゃっていたように、グローバルな問題だからといって広い視点だけで考えすぎず、時にはローカルな見方に立ち戻ることも必要だと思います。私は、この考え方は日本の食糧問題の解決策にも繋がると思いました。

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