講演「女子中高生のための第5回グローバル講演会-サイエンスから世界へ-」オンライン開催(7/28)
2024年6月13日更新
講演「女子中高生のための第5回グローバル講演会-サイエンスから世界へ-」オンライン開催
お茶の水女子大学理系女性育成啓発研究所主催、お茶の水女子大学附属高等学校共催で、講演「女子中高生のための第5回グローバル講演会-サイエンスから世界へ-」をオンラインで開催します。これは、JST「女子中高生の理系進路選択支援プログラム:理系フロントランナー・シーズ発掘・育成・強化プログラム(お茶の水女子大学)」の一環であり、生徒が理系への進路選択をするにあたり、広い視野を養い、ダイバーシティーの重要性を認識し、国内だけでなく諸外国の理系事情を知る機会を提供することが目的の企画です。
日本だけでなく、世界に目を向け、海外での学びの事情を知ることで、小さな端末の画面から広い世界を体感してみましょう。その中には、皆さんの将来を考えるヒントが隠されているかもしれません。さらに、理系の研究者がどのようにして世界に通用する研究を行っているのか、百戦錬磨の研究を繰りひろげている舞台裏を紹介します。
- 日時:7月28日(日)14時~16時 オンライン(Zoomにて開催)
- 対象:女子中学生・高校生、保護者、教員
- 申込:下記URLまたはQRコードから申込フォームにアクセスし、7月25日(木)までにお申し込みください。https://www14.webcas.net/form/pub/ocha/20240728
問合せ:お茶の水女子大学理系女性育成啓発研究所 ocha-cos-office@cc.ocha.ac.jp
詳細はこちら(新しいウインドウが開きます)
リケジョ第5回グローバル講演会(PDF形式 715キロバイト)
プログラム(14時00分~16時00分)
講演者
◆清水 優太朗(ボルドー大学 博士研究員)
『高校生の時に夢見た研究者になり、最近フランスで働きはじめました』
将来の目標が漠然としていた高校生時代に偶然目にした研究発表に刺激を受け理系進学を決意しました。その勢いのまま日本で博士号を取得し、この4月からフランスで研究者として働きはじめるに至った経緯をご紹介いたします。
◆崔 勝媛(チェ スンウォン)(日本たばこ産業株式会社 研究開発員)
『身近な国から考えるグローバルな世界』
日本にもっとも近い国、韓国。韓国の教育制度は日本と大きく違いはありません。そんな中、韓国の学生たちは日本とどう違い、何を考えているのか。韓国で教育を受け、日本で15年間生活している立場からお伝えします。
◇モデレーター:植村 知博(お茶の水女子大学 理学部 生物学科 教授)
京都大学大学院生命科学研究科で博士号を取得。その後、理化学研究所、東京大学で植物のオルガネラ研究に従事。ドイツ、フランス、アメリカ等と国際共同研究をおこなっている。
【保護者・教員の皆様へ】
グローバル講演会は、理系への進路選択にあたり、広い視野を養い、ダイバーシティーの重要性を認識し、国内だけでなく諸外国の理系事情を知っていただくことを目的として企画しています。オンラインの強みを活かし、最初の講演は、フランス在住の研究者が現地から配信します。フランスでの研究生活の様子や海外での生活をお話します。次の講演者は、韓国で教育を受けた後に、日本で研究を行い、日本の企業で働いています。高校から理系クラスと文系クラスに分かれることの多い日本のシステムが当たり前だと思いがちですが、諸外国を見渡すと決してそうではありません。「グローバル」という言葉は身近に溢れていますが、実際に海外での教育・生活とはどのようなものかは理解できていない部分が多いのではないでしょうか?講演者の多様なキャリアを知ることで、より身近に「グローバル」を感じていただきたいと考えています。ぜひ、保護者・教員の皆様もご参加ください。
主催:お茶の水女子大学 理系女性育成啓発研究所
共催:お茶の水女子大学 附属高等学校