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新着情報



第27回公開教育研究会およびお茶の水女子大学創立150周年記念事業講演のご案内

2025年4月10日更新

第27回公開教育研究会およびお茶の水女子大学創立150周年記念講演を以下のとおり開催いたします。本校は、2019年度よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、2025年度は第II期2年目を迎えました。公開教育研究会におきましては、高等学校学習指導要領に定める科目に加え、SSH学校設定科目「数学探究」なども公開いたします。是非、多数の皆様にご参加いただき、ご指導ご助言を賜りたく、ご案内申し上げます。

また、講演はノーベル化学賞受賞者、野依良治先生をお迎えし、「未来社会を担う若い世代へ」を予定しております。日本の科学界のリーダーからのメッセージを、多くの皆様とともに受け止め、今後の教育に活かしていければと考えております。

1 主 題  「生徒と共につくる探究的な学び~未来社会を担う若い世代の育成に向けて~」

2 日 時  2025年6月16日(月)  11時50分~16時10分(受付11:30~) 

3 場 所  お茶の水女子大学附属高等学校

4 対 象   教員、教育関係者、教員志望・研究者志望の大学生および大学院生

5 申込み  6月9日(月)までに下記URLまたはQRコードからお申込みください。

申し込みフォーム:https://forms.office.com/r/sh64e2bT2D

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6 参加費  無料

7 時 程  受付開始  11時30分~   開会 11時50分~

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8 研究授業  12時20分〜13時10分

科目・授業者 

タイトル 

授業概要 

1年生【SSH】 

数学探究 

(阿部真由美)  

(三橋一行) 

(十九浦美里) 

この授業は、数学にワクワクすること、考えることを楽しむことに重きを置きながら、論理的思考力や粘り強く考える姿勢を培うことを目標としている。今回は教員がそれぞれのテーマで3クラスを巡回して行う3つの授業をご覧いただく。 

折り紙の中の数学 

(担当:阿部) 

日本伝統文化として、世代を超えて多くの人に親しまれている「折り紙」。本授業では、折り紙公理とよばれる折り紙での作図方法を確認し、図形の折り方を考えたり、与えられた折り方を分析したりしていく。 

公理系のはなし 

(担当:三橋) 

「A>BかつC>Dならば,A+C>B+Dでることを示せ」の問いに対し,A>B,C>Dの辺々を加えて成立を主張する誤答が見られる。公理に基づく規則に従って証明するという意識が薄いためである。「MIU語」という公理系をつくり演繹法の感覚を育てることを試みる。 

包絡線 

(担当:十九浦) 

ある操作で包絡線を描き観賞した上で、なぜその包絡線が描けるのか考える。定義、性質、既習事項を整理し、実際の操作と結びつけて考えることで現象を解明し、生徒ひとりひとりが「なるほど」と実感できる授業を目指す。 

2年生

日本史探究 

(玉谷直子) 

古代を通観する問いを立てよう 

「日本史探究」の冒頭にあたる古代を通観する問いを立て、その問いに対する仮説を立てる学習活動のなかから1時間を公開する。研究協議では、「日本史探究」の実践や課題について情報交換もできればと考えている。本授業の詳細については、以下をお読みいただきたい。 

https://kyozai-db.fz.ocha.ac.jp/downloadpdfdisp/1657   

2年生【SSH】 

課題研究II

音楽領域

(原 大介) 

音楽と理系の教科横断的な学習 

「STEAM教育」は、「教科横断的な学習を推進」すること、すなわち「生徒が複雑な社会課題を発見し解決する能力を養い、幅広い知識を統合して活用する力を育む」ことと文科省は示している。部活動の地域移行や生涯教育化が進む中で、全く理系的な素養のない音楽教師がどのように学校で存在感を示すことができるのかを考えたい。 

3年生

体育 

(丸山実花) 

種目選択制体育 

生涯スポーツを見据え、種目選択制を導入している。教員が種目を決めるのではなく、生徒が主体的に選んだ6種目(運動)が1 授業で展開される。仲間と試行錯誤しながら取り組む様子をご覧いただき、体育の授業が豊かなスポーツライフの実現にどのように寄与しているかを考えたい。 

9 講演  14時30分〜16時00分 

「未来社会を担う若い世代へ」 ノーベル化学賞受賞者 野依 良治 先生 

(野依先生略歴) 

1938年、兵庫県生まれ。工学博士。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。名古屋大学助教授、ハーバード大学の博士研究員を経て、1972年に名古屋大学教授、現在は特別教授。2003年から理化学研究所理事長、2015年から科学技術振興機構・研究開発戦略センター長を務めた。現在、科学技術館館長を兼ねる。著書に「事実は真実の敵なり-私の履歴書-」(日本経済新聞出版社)などがある。 

10 その他 

・お問い合わせにつきましてはメール(ochako-kenkyu@cc.ocha.ac.jp)にてお願いいたします。 

・個人情報保護のため、公開教育研究会の撮影、録画、録音は禁止いたします。 

・記録のため、研究協議会は撮影させていただくことがあります。 

・ご来校の際は公共交通機関をご利用ください。

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