卒業生の声
2016年3月28日更新
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山崎 直子
宇宙飛行士 1989年卒
高校時代は、私の世界を大きく広げてくれました。伝統があり、かつ生徒の自主性を重んじてくれる校風。ダンスコンクールや農場実習などのユニークな行事。友達と作ったジャズダンスサークル。それらを通じて、精一杯何かに取り組むことは素晴らしいことだという精神を培いました。宇宙飛行士の仕事をする上でも、忍耐力や協調性が必要になりますが、高校時代はその基礎を築くのに大事な期間だったと思います。いつも暖かく見守って下さった先生方、そして沢山の思い出を共有した同級生の皆さんにとても感謝しています。
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戸田 奈津子
映画字幕翻訳者 1955年卒
お茶校が輩出した卒業生たちは、日本はもとより、世界のあちこちで輝きを放っています。そう、2010年には宇宙にまで進出しました!その誇るべき現象が創立以来、1世紀以上続いているパワーの根源は? 個人レベルの力ではありません。目に見えない伝統が、生徒全員の個性を育て、自分の考えを貫く気風をはぐくみ、チャレンジ精神に火をつけているのです。あなたもその伝統の中に自分を置いて、価値ある人生に向かって羽ばたいてください。
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吉野 緑
公認会計士 2004年卒
高校時代、周りを見渡せば皆、個性的で好奇心旺盛で、色々なことに欲張りに全力で挑戦していました。そんな友人達と日々語り合い、部活や行事等様々なことを共に成し遂げる中で、自分の考えをしっかり主張し、そのうえでお互いを理解し認め合う姿勢が自然と身についたと思います。
現在私は、公認会計士として監査法人に所属し、さまざまな企業にお邪魔して監査業務を行なっています。級友も皆、それぞれ自分の道を突き進んでいます。全く別の道を進んでいても、いつでも私を支え、また刺激を与えてくれる友人達は、お茶高で得た私の一生の財産です。 -
藤井(梅岡) 陽子
外務省勤務 2001年卒
高校時代、本当にのびのびと充実した時間を過ごせたことが、今の私につながっていると思います。先生方の工夫のある授業を通じ、様々なテーマについて考え、書くことの楽しさに目覚めました。また、1学年約120名というアットホームかつ自主性・個性が尊重される恵まれた環境で、様々な行事に取り組み、生涯の友人ができました。
私は外務省入省後、様々な国際交渉に携わり、海外勤務も経験しました。知的好奇心が刺激されるやりがいのある仕事ですが、今でもお茶高で培われた基礎力が大切なベースとなっていると感じています。