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高大連携



高大連携

高大連携特別教育プログラム

2023年12月20日更新

本校ではお茶の水女子大学と高大連携特別教育プログラムを実施しています。本プログラムは、「女性の能力開発」モデルの考案及び「大学入学前からの総合知育成」モデルの探求を企図し、総合的な教養と高度な専門性を身につけた女性リーダーの育成を目指して、基礎・基本に根ざした教養、自ら課題を発見し探究する力の涵養を目的とするものです。具体的な内容は以下の通りです。
 

新教養基礎

従来の「教養基礎」に替わるカリキュラムとして、アカデミックガイダンス(探究方法の学び)とキャリア教育を融合した取組を大学・高校教員の連携のもとに研究・開発しています。生徒の探究活動における課題設定や望ましいキャリア形成に資するよう、1年次の「総合的な探究の時間」に「探究入門~問いを立てる~」というテーマで授業が行われます。具体的には、お茶の水女子大学の3学部各学科の大学教員が大学での研究テーマや学問の紹介、教員自身の研究歴などについて出前講義を行います。(年間10回程度)

 

附属高校生向け キャリア・ガイダンス

1年生全員を対象に、お茶の水女子大学の各学科・講座・コースを訪問し、大学の先生のお話をうかがったり実験の見学をしたりします。お茶の水女子大学にはない医学、薬学、法学などの学問分野についても、専門の先生からお話をうかがうことができます。高校までの授業にはない分野を含め、さまざまな学問分野に触れることにより、進路選択に対する視野を広げ、大学における学問研究のあり方を学びます。

 

附属高校生向け公開授業

お茶の水女子大学の一部の授業が附属高校生(2・3年生希望者対象)に向けて公開されています。登録料1,000円で、何科目でも受講できます。大学生と同様に試験等を受け、授業が終了したときには成績が評価され、認められれば修了証書が交付されます。高校の単位にはなりませんが、お茶の水女子大学に進学した場合は、申告により所定の手続きを経て単位が取得できます。
2016年度からは科目によって聴講制度も認められるようになりました。
今年度の公開科目は以下の通りです。

  令和5年度 附属高校生受入可能授業科目

 

校長による個別進路相談

希望者を対象に、1学期・2学期に校長による個別進路相談が行われています。
近年、大学には新規の学部・学科が誕生し、多様化して進路選択が複雑になってきています。この個別進路相談では、自分が関心を持っているテーマを学ぶにはどの大学のどの学部・学科に進めばよいのかなど、進路選択に関するさまざまな相談を校長が受けつけます。必要な場合には、当該分野のご専門の先生を紹介することもあります。相談は生徒本人、保護者同伴、保護者のみ、いずれも可能です。
 

大学の先生による指導

新教養基礎(「総合的な探究の時間」)の他にも大学教員による出張授業が随時行われています。また、課題研究の際、高校では難しい実験を、大学の先生方のご指導の下、大学の研究室にて実施させていただくこともあります。
 

選択基礎

お茶の水女子大学の高大連携特別選抜受験を前提として、高校3年生が大学の学科等(学科、講座、コース等)を選び、専門の基礎教育を受けるというプログラムです。各学科等では、文献を読ませたり実験や実習をさせたりなど個別指導の形で1年間を通じて大学の2単位分の授業を実施します。

※このプログラムは現高校1年生(2023年度入学生)をもって廃止となります。
 

高大連携特別選抜

一般推薦入試(11月下旬)と同時に高大連携特別選抜が行われ、「選択基礎」の受講者のみが受験できます。大学が募集する人数は若干名で、進学者は追跡調査の対象となります。
お茶の水女子大学における附属高校からの高大連携特別選抜についてはこちら(新しいウインドウが開きます)。
※このプログラムは現高校1年生(2023年度入学生)をもって廃止となります。
 

SSH指定女子高校等との連携

お茶の水女子大学では、2014年より関東のSSHに指定された公立女子高校等における課題研究を支援するため、8月に本学の研究室において、数学・物理・化学・生物・情報科学・生活工学の実習を実施しています。また、3月には課題研究発表会を開催しています。本校生徒は、2019年にSSHに指定されたことを機にこの連携に参加し、課題研究のスキルを身につけるとともに、大学の教員や他校の生徒との交流を通じて、理数分野への関心を深めています。