高大連携特別教育プログラム
2023年5月23日更新
本校ではお茶の水女子大学と高大連携特別教育プログラムを実施しています。本プログラムは、「女性の能力開発」モデルの考案を企図し、基礎・基本に根ざした教養の涵養を目的とするものです。具体的な内容は以下の通りです。
- 新教養基礎
- 附属高校生向け公開授業
- 選択基礎・特別選抜 ※このプログラムは現高校1年生(2023年度入学生)をもって廃止となります。
新教養基礎
従来の「教養基礎」に替わるカリキュラムとして、アカデミックガイダンス(探究方法の学び)とキャリア教育を融合した取組を大学・高校教員の連携のもとに研究・開発しています。生徒の探究活動における課題設定や望ましいキャリア形成に資するよう、1年次の「総合的な探究の時間」に「探究入門~問いを立てる~」というテーマで授業が行われます。具体的には、お茶の水女子大学の3学部各学科の大学教員が大学での研究テーマや学問の紹介、教員自身の研究歴などについて出前講義を行います。(年間 10 回程度)
附属高校生向け公開授業
お茶の水女子大学の一部の授業が附属高校生(2・3年生希望者対象)に向けて公開されています。登録料1,000円で、何科目でも受講できます。大学生と同様に試験等を受け、授業が終了したときには成績が評価され、認められれば修了証書が交付されます。高校の単位にはなりませんが、お茶の水女子大学に進学した場合は、申告により所定の手続きを経て単位が取得できます。
2016年度からは科目によって聴講制度も認められるようになりました。
今年度の公開科目は以下の通りです。
令和3年度 附属高校生受入可能授業科目(PDF形式 168キロバイト)
選択基礎・特別選抜 ※このプログラムは現高校1年生(2023年度入学生)をもって廃止となります。
選択基礎
お茶の水女子大学の高大連携特別選抜受験を前提として、高校3年生が大学の学科等(学科、講座、コース等)を選び、専門の基礎教育を受けるというプログラムです。各学科等では、文献を読ませたり実験や実習をさせたりなど個別指導の形で1年間を通じて大学の2単位分の授業を実施します。
高大連携特別選抜
一般推薦入試(11月下旬)と同時に高大連携特別選抜が行われ、「選択基礎」の受講者のみが受験できます。大学が募集する人数は若干名で、進学者は追跡調査の対象となります。
お茶の水女子大学における附属高校からの高大連携特別選抜についてはこちら(新しいウインドウが開きます)。