お茶の⽔⼥⼦⼤学理系⼥性育成啓発研究所主催、本校共催 フランスの科学者との交流会実施
2024年2月22日更新
2月21日（水曜日）に、「フランスの科学者との交流会」を実施しました。これはお茶の⽔⼥⼦⼤学理系⼥性育成啓発研究所主催・本校共催の企画で、フランスのストラスブール大学教授Nathalie Boulanger博士（寄生虫医学・真菌学専門）とお茶の水女子大学理学部准教授の近藤るみ先生をお迎えし、1年生生徒9名が参加しました。
講演は英語で行われ、近藤先生の司会により、Boulanger先生がご専門の「人の健康に影響を及ぼすダニとダニ媒介性疾患」“Ticks and tick-borne diseases in human health”に関してご講演くださりました。日本にも生息するダニの生態や、ダニが人の健康に及ぼす影響に関して、動画や実物を提示しながらの詳細な説明に、生徒たちは興味深く聞き入っていました。
その後の質疑応答では、ダニの生態に関する質問だけでなく、Boulanger先生や近藤先生が女性研究者として歩まれたキャリアパスに関するお話もお聞きすることができ、生徒からは「少し難しかったけれど、だいたいは理解出来て、内容は初めて知ることばかりで楽しかったです。また、リスニングのいい機会になりました」「質問に親身に答えてくださり感謝しています」などの感想がきかれました。Boulanger先生からの「女性である皆さんには、強い意志を持って自分の思う道を進んでもらいたい」というメッセージが、しっかりと伝わったことと思います。
