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活動報告



1年「生活の科学」特別授業:「植物の色の科学」

2023年10月12日更新

10月11日(水曜日)、1年必修家庭科「生活の科学」の授業にお茶の水女子大学名誉教授の作田正明先生をお招きし、「植物の色の科学」に関する特別講義を実施しました。

「生活の科学」は、生活に関する様々な事象を題材にすることにより、科学的興味・関心の育成を図る、本校独自のSSH科目です。特別授業では、日常的に私たちが目にする「植物の色」について、科学の視点よりお話くださいました。日本初の女性理学博士黒田チカ氏(本学名誉教授)が発見した色素、食や健康に関わる抗酸化物質としての色素や商品としての活用、染色の仕組みなど、多岐に渡ってお話いただき、翌週の染色実習や環境課題などの事前学習としても理解を深めることができました。

真っ赤なバラの色は、実は表皮組織の色素合成の遺伝子信号が決定することや、ナスの糠漬けにミョウバンを入れるとアルミニウムによる金属錯体により鮮やかな青色になるなどのお話に、生徒からは「活性酸素除去のために紫のトマトを作るという話がありましたが、そのような技術を用いると青いリンゴも作れますか?」という質問なども出ました。身近な生活と関連した興味深い内容に、生徒に気づきの多い時間となりました。

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