SSH指定女子高校等合同京都大学研修へ参加
2023年7月27日更新
7月24日（月曜日）から26日（水曜日）にかけて、本校2年生6名と1年生4名が、関東近県SSH指定女子校等（埼玉県立川越女子高校・埼玉県立熊谷女子高校・群馬県立前橋女子高校・栃木県立宇都宮女子高校・茨城県立水戸第二女子高校）の生徒と共に、京都大学研修に参加しました。本研修は、主に、京都大学の理系学部を志望している生徒や、理数分野に興味があり、将来研究者をはじめ理系分野での就職を目指す生徒を対象に実施するものです。
生徒たちは、「生物分野」、「数学・物理分野」、「化学・地学分野」の3コースに分かれ、理学研究科・生命科学研究科の貴重な研究施設・設備に直に触れながら、大学の教員による講義を受け、実験・実習などを体験しました。生徒にとっては難しい内容もありましたが、積極的に先生方や学生の方に質問をし、できるだけ多くのことを吸収して帰ろうとする様子が見られました。
また、理学研究科の修士・博士課程に在籍する女子学生との車座での意見交換も行われました。生徒たちからは、「理学部と工学部の違いは何か？理学部の魅力とは?」「大学での分野横断的な学修・研究は難しいか?」「具体的な専門・専攻はいつ選ぶのか?」といった将来の進学・進路を見据えた質問から、「下宿生活は楽しいか?」「どのようなアルバイトをしているのか?」といったざっくばらんな質問まで、様々な声が飛び出し、和やかな雰囲気のなかで活発で有意義な交流の機会を得ることができました。
2泊3日の宿泊研修を通じて、理学及び理学部について理解を深め、他校の生徒とも交流を深め、時に切磋琢磨しながら、自分の進路を見つめ、自らの視野や関心を広げる濃密な学びの機会となりました。
