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活動報告



1年「課題研究基礎」特別授業:「高レベル放射性廃棄物の地層処分について」

2023年7月4日更新

6月26日(月曜日)、1年必修「課題研究基礎」の授業に原子力発電環境整備機構(NUMO)の小川彩氏ら4名をお招きし、特別講義を実施しました。

原子力発電所からでる使用済燃料の約95パーセントは再利用されますが、約5パーセントは高レベル放射性廃棄物となります。その安全な処分方法としての地層処分について、小川氏が図や動画を用いて丁寧に説明くださいました。生徒たちはグループに分かれて、処理に用いられるベントナイトの固化実験を行い、その仕組みを体感することができました。

翌週7月3日(月曜日)には、各クラスで高レベル放射性廃棄物の地層処分施設建設について、誘致を促す「政治家」、候補地の「地域住民」、その話し合いを聴講する「お茶高生」の3つの立場でロールプレイ形式のディベートを行いました。生徒たちは、配布された各種データをその場で分析し、それぞれの立場でデータに裏付けされた論を展開し、活発な意見交換を行いました。

高レベル放射性廃棄物の地層処分という非常に難しいテーマではありましたが、生徒たちは、それぞれの立場で考え方は異なること、相手の立場を理解しようとする姿勢の重要性、データを正確にそして客観的に読み取る難しさなどを学びました。秋には福島の東京電力福島第一原子力発電所を訪れるフィールドワークも予定されており、今後も学び続けて欲しいテーマです。

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