第26回公開教育研究会のご案内(11月19日土曜日)※申込は締切りました
2022年9月2日更新
下記のとおり第26回公開教育研究会を開催いたします。※申し込み人数が定員に達したため、お申込み受付は終了させていただきました。
当日は各教科の研究授業を通じて本校の教育研究の成果をご紹介し、研究協議ではご参加の先生方とさまざまな意見交換を行いたいと考えております。
講演は東京学芸大学名誉教授の 岸 学 氏による「新学習指導要領で培うコンピテンシー」を予定しております。コンピテンシーの育成について、日々の教育実践にお役に立つものと考えております。
皆様ご多忙の折とは存じますが、ぜひご参加を賜りましてご指導・ご鞭撻いただければ幸いです。
第26回公開教育研究会実施要項
テーマ : 「新学習指導要領で培うコンピテンシー」
1.日 時 2022年11月19日(土) 9時00分~15時00分
2.対 象 教員および教育関係者
3.形 態 対面による授業公開および研究協議、講演(感染状況によりオンライン切替)
4.参加費 無料
5.申込み 10月の第1週目頃より受付開始予定(詳細は下記9.参照)。
6.時 程 受付開始 9時00分~ 開会 9時20分~
9:00 -9:20 |
受 付 |
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9:20 -9:30 |
開会式・挨拶 |
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3年 9:30 –10:40 |
研究授業 |
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【SSH】 3年 総合的な探究の時間 |
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1年 9:50 –10:40 |
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1年 言語文化 |
1年 数学I |
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10:50 –11:50 |
研 究 協 議 |
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12:00 –13:00 |
昼 休 み 12:10〜12:40 ランチョンセミナー@合併室(オンライン同時配信@休憩室) お茶の水女子大学副学長 兼 コンピテンシー育成開発研究所長 坂元 章 テーマ 「(仮)コンピテンシー育成開発研究所の取り組み」 お茶の水女子大学 コンピテンシー育成開発研究所 特任准教授 下島 泰子 テーマ 「(仮)コンピテンシーを伸ばす実践手法」 |
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13:00 –14:30 |
講 演 東京学芸大学名誉教授 元次世代教育研究推進機構特命教授 岸 学 氏 テーマ 「新学習指導要領で培うコンピテンシー」 |
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14:30 –14:40 |
閉会式・挨拶 |
7.講演
「新学習指導要領で培うコンピテンシー」
東京学芸大学 名誉教授 岸 学 氏
東京都生まれ。
早稲田大学大学院心理学博士課程単位取得
博士(心理学)(筑波大学)
1984年 東京学芸大学教育学部 助教授
1998年 東京学芸大学教育学部 教授
1999年 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)担当
2006年 一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会会長
2010年 東京学芸大学大学院博士課程 連合学校教育学研究科長
2014年 東京学芸大学 副学長
2016 年 東京学芸大学 名誉教授
2016年 東京学芸大学次世代教育研究推進機構 特命教授(Project Leader)
現在は、東京学芸大学教育インキュベーションセンター共同研究員、一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会理事を務める。
教育評価・データサイエンス・統計分析・質問紙調査・看護研究・コンピテンシー(資質・能力)の育成・言語学習・教育心理学など幅広く講演・講習会・研修会を実施。
8.公開授業の概要
【総合的な探究の時間(持続可能な社会の探究)】
「持続可能な社会の探究」を通じたコンピテンシー育成
「持続可能な社会の探究」は、科学的根拠に基づく価値判断や意思決定、合意形成の力を高める科目として設定されており、理科・公民科・地理歴史科・国語科の教員がチームを組んで担当している。高校1・2年次の各教科の学びや個人で取り組んできた課題研究の学びを統合することを目指して、グループごとに唯一の正解が存在しない課題を設定し、最適解や納得解を見出していく授業である。今回は、生徒が半年間探究してきた成果の発表を通じて、その学習過程で育ち発揮された協働性、創造性、修正力といった深い学びの基盤となるコンピテンシーの一端をご覧いただきたい。
【言語文化】
「資質・能力ベースの言語活動」
本校の「言語文化」は2単位の中で小説、韻文、古文、漢文の分野を扱っている。今回は単元末の言語活動として、『伊勢物語』「筒井筒」と『大和物語』 「沖つ白波」の読み比べの活動を設定している。『伊勢物語』「筒井筒」は既習で、『大和物語』「沖つ白波」を読んだ後、グループワークを通して、両作品の違い等を考察予定である。今年度から観点別評価を導入しており、未だ試行錯誤の段階であるが、課題や評価をどのように行うか等、ご参加の先生方とも考えていければ幸いである。
【数学I】
「仮説検定のロジック 〜仮説検定の本当の考え方とは〜」
新課程の数学Iにおいて「仮説検定の考え方」が導入された。しかし、教科書に掲載されているのは、残念ながら仮説検定方法の簡易説明であるように感じる。では、数学Bで仮説検定を学ぶ前の数Iで、一体何を学習したらよいのか?「考え方」というからには仮説検定のロジックを学ばせたい。しかも、既習事項を利用しつつ数学的に。そのための授業を試みる。なお、途中でベイズ統計を通過する。ベイズ統計の方が生徒にとっては数学的に感じられるだろう。仮説検定のロジックを学ぶと、その方法の危うさが浮き彫りになる。しかし、統計教育はそこを避けてはいけない。統計手法は必ず危険を伴うものだからである。
9.申し込み方法
※申し込み人数が定員に達したため、お申込み受付は終了させていただきました。キャンセル待ちは受け付けておりません。
※お問い合わせにつきましては、 koukaiken2022-fk@cc.ocha.ac.jp までお願いします。