防災安全対策
2016年8月25日更新
お茶の水の防災安全対策
◆防災への取り組み
お茶の水女子大学附属中学校は、文京区という都心にありながらも大学の敷地は緑に囲まれた恵まれた環境の中にあります。校舎は耐震工事が済み震度7を想定した新耐震規準を満たしています。地震発生時は原則として校舎内に留まって生徒の安全を確保し、状況によって二次避難場所の大学グランドに避難することを徹底しています。防災教育として、防災テキストを活用したり、 年3回の避難訓練及び安全指導教育、路線別会合等を実施し、生徒自身で安全を確保し周囲の人と協力して行動できるように、日頃から防災意識を高めています。
◆緊急時の学校からの情報発信について
災害などの緊急時における学校から保護者への情報発信は、学校ホームページの緊急・臨時情報や保護者への連絡メール(緊急連絡メール)及び電話連絡網の3つが基本となります。
また、震災時にはニッポン放送(1242KHz)の「学校安否情報」を利用します。 学校ホームページの緊急・臨時情報では、 「生徒安否情報」「学校待機生徒の情報」「学校待機教職員の情報」「校舎の状況」などを掲載いたします。 保護者への連絡メールは、登録いただいたアドレスへ安否情報等を一斉送信します。 震災時においては、交通機関の混乱が予想されるため原則、生徒全員学校待機となります。 安全が確認された場合には、次のように対応いたします。
◇徒歩で帰宅する場合
帰宅する際は、必ず事前に保護者と生徒が直接連絡をとるようにします。
◇バスと徒歩で帰宅する場合
道路交通情報や運転状況を確認します。その上で帰宅する際は、必ず事前に保護者と生徒が直接連絡をとるようにします。
◇保護者が迎えに来て帰宅する場合
学校で生徒を直接保護者に引き渡します。
◇学校に宿泊する場合
1人1つの防災用品(水・非常食3日分・毛布など)を準備しています。停電時にも利用できるポンプ式貯水トイレ[災害用マンホールトイレ]を設置しています。
【非常食3日分セット内容】
ドライカレー、山菜おこわ、梅がゆ、五目ごはん、きなこ餅、ファイバースティック、ビスコ缶、ミニクラッカー、保存水1リットルペットボトル2本
それ以外にも災害用コンテナに各種災害備蓄品の備えがあります。[防災点検備品一覧PDF]
原則として教室で宿泊し、緊急時には一斉放送による避難指示を出します。また、交通機関が復旧し、安全が確認されて帰宅する際は必ず事前に保護者と生徒が直接連絡をとるようにします。
◆防災テキスト(附属中学校版)
防災テキスト(中学校版PDF)
◆教職員
生徒の安全確保のため教職員が宿泊します。主に男性教職員が昼夜を問わず防災・防犯対策、女性教職員が生徒の身体的・精神的ケアを担当します。 生徒の突発的な怪我や病気に備え、本校には第一校舎職員入口、アリーナピロティ体育準備室前の合わせて2箇所にAEDが設置されています。また、東京消防庁が行っている普通救命講習を学校長をはじめ、毎年専任教職員全員が受け、救命技能認定証が交付されています。
お茶の水女子大学は東京都が指定している広域避難場所に指定されています。災害時には文京区民や豊島区民を受けることになっています。地域と協力して災害に対応する方針をとっています。
[お茶の水女子大学大地震対応マニュアル](モバイル対応版)