1年生が鯛の塩釜焼き教室を行いました
2023年1月23日更新
1年生の家庭科で特別受業「鯛の塩釜焼教室」を行いました。
魚食を推進する団体である魚食普及推進センター(一般社団法人 大日本水産会)に所属しているお魚かたりべであり、卒業生でもある早武忠利さんを講師にお招きしました。
鯛は、愛媛県愛南町から直送された新鮮な養殖の鯛です。1尾2kg弱の大きな鯛でした。
1学期技術科の特別授業で早武さんから教わった天然の鯛と養殖の鯛の見分け方の復習をしてから、鯛の捌き方を教わって班ごとに協力して捌き、卵白を混ぜた塩と昆布で鯛を包み、オーブンで焼きました。
塩釜焼きが焼けるまでの間に、食生活を SDGs の目標と関連付けながら、「食材を自分で選ぶための考え方」について早武さんの経験をもとにお話していただきました。
鯛の塩釜焼きは、豊臣秀吉が朝鮮出兵のときに玄界灘の鯛を塩で包んで焼いて母親に届けたのがルーツと言われています。ハレの日の贅沢な行事食「鯛の塩釜焼」をおいしくいただきました。
この特別授業は2017年度から行っていますが、コロナ禍の2020、2021年度はお休みしていたため久しぶりの実施でした。
1年生の時に実施できなかった3年生のみなさんには昼食時に「尾頭付きの鯛の塩焼き」を届けました。何度もおかわりをする生徒が多く、あっという間に鯛は頭と骨、尻尾だけとなりました。
鯛の塩釜焼の作り方は以下でご覧ください。
https://osakana.suisankai.or.jp/shokuiku/7906