本校について
2025年10月7日更新
本校の特色
本校は大学附設の教育機関として、大学と協力して小学校教育の理論及び実際に関する研究ならびにその実証を行う使命をもっています。そのため、日々実践研究を積み重ね、毎年「教育実際指導研究会」を開いて、全国からいらっしゃるたくさんの先生方に公開しています。
社会構造や価値観が著しく変化し、AI技術が驚くべき発展と普及を続ける今日、学校には本当に重要な点は何かを見据えた教育実践が求められます。伝統の中から未来に通じる考え方をくみ取り、新しい時代に適合した形を作り上げていくような教育の開発が求められているのです。
本校のこれまでの教育実践は常に、「子どものためにより良い教育を」という願いのもとに行われてきました。本校の確かな伝統を生み出した先人の思いを受け継いで、私たちは来るべき時代を見据え、たゆむことなく新しさを追求していきます。
特色ある教育 ←詳細は「本校の研究」をご覧ください
協力学年担任方式
通常の学級担任方式とは異なり、学年を4~5名の教員が協力して学年学級の指導並びに運営を行うものです。3年生以上は、教科担任制をとっています。
創造活動
1975年(昭和50年)から、特別活動・道徳・総合的な学習の時間を弾力的に運用する領域「創造活動」を教育課程に位置付けています。「創造活動」の源流は、東京女子高等師範学校において、1918年(大正7年)から始まり、研究を積み重ねてきた作業教育にあります。
てつがく
学問体系としての「哲学」を学ぶのではなく、互いの想いや捉えを聴き合いながらじっくりと考える”てつがくする”ことを続けていきます。子どもの興味をもった問題や素朴な疑問をもとに、対話することや記述することを通して、日常の「当たり前」を問い直していきます。
プロジェクト型の活動
近年の創造活動では、子どもたちの興味関心を出発点に、個々または協働的に体験を通して探究を進めていく「プロジェクト型の活動」を行っています。子どもたちが活動のテーマを決め、自身の思いを形にすることを通して問いを更新し、ゴールイメージを修正していきます。
低学年教育
大学と連携した幼小接続期の制度開発の研究を行ってきました。その成果をもとに、「国語」「算数」という教科とは違う4つの領域を設けて、子どもたちの生活を学びにつなげるようにしています。また、その子自身が自分の学びを選択し、それぞれの活動を共有する時間も設けています。
帰国児童教育
1978年度より帰国児童(第4学年以上)を受け入れ、個に応じた言語習得・生活への適応を援助してきました。現在は、一般学級児童との関わり合いを重視した協同共生の研究を進めています。「帰国児童支援室」を開設するなど、帰国児童の学習支援を行っています。
視察・研修・講師派遣
上記のような特別な教育課程や教育方法を参観、視察されたい方
それを支える各教科の授業参観や研究紹介
教員研修やワークショップなどの講師派遣
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学校評価
経営計画
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